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5日(日)は、長刀鉾町の吉符入りがあり、同じく、お稚児さんによる、稚児舞いの披露がありました。

神前にて祭りの無事を祈願したのち、クジャクの羽がついた「チョウトンボ」の冠に、ふじ紫色の振り袖で、巡行当日とは違った衣装に身を包み、天下太平と五穀豊じょうを願った、「太平の舞」されました。

舞いは巡行当日と同じで、リハーサル的な感じで、緊張されてる様子でした。
こちらは、2008年の時の様子です。  



 
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今日、7月4日は、南観音山の二階囃子はお休みなので、会社帰りに、各、山鉾町の二階囃子をちらっと見てきました。といっても、いくつかを外からですが。


長刀鉾

 

 


函谷鉾

 

 


船鉾

 

 


岩戸山

 

 

 


明日は、南観音山は京都駅、専門店街ザ・キューブの連絡通路にて、お囃子演奏が昼間にあり、二階囃子は、夕方17時頃~19時頃 となります。

私は仕事の都合で参加できないので、また夜に、今日、見られなかった山鉾の二階囃子を見に行けたらと思ってます。

  

 
 
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1981(昭和56)年に山鉾巡行に復帰した蟷螂山にて、新しい「わらべ歌」が完成したとのことです。

もともと蟷螂山に、「わらべ歌」は無く、近くの山鉾町のわらべ歌に独自の歌詞を乗せて歌っていたが、2年前に新たに作ることにし、堀川高音楽科(現・京都市立音楽高)出身の作曲家尾上和彦さんに、依頼されたとのこと。

「京都弁独特の優しさを生かした旋律にした」とのことで、 歌の前半の歌詞はほかの山鉾町とほぼ同じで、後半は、ろうそくを売る歌詞が多い町内に対して、蟷螂山の名物になった「カマキリのからくりおみくじ」を取り入れ、「♪からからからくり からくりおみくじ カマキリおみくじ どうどすえ」と、歌っているようです。

保存会評議員の本井元康さんは「山が復活したとはいえ、足らないものや不十分な状況がある。わらべ歌もその一つだったが完成して良かった」とおっしゃてますが、ほんと、お囃子や懸装品だけでなく、こういった、わらべ唄も、無形文化財の一つだと思います。今回は、「わらべ唄」の完全新調といった感じで、どんな雰囲気なのか楽しみです。

14日~16日の期間中、ぜひ聴きに行きたいですね。

 

20090704a.jpg

こちらが、元ソースの京都新聞の記事です。
 

 

  



 
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南観音山の百足屋町にある、京都学園大学京町家キャンパス「新柳居」にて開かれていた、市民講座の「祇園祭のよもやま話」の最終回である、「鯉山タペストリーの話」を伺ってきました。

今回、第4回目で最後だったんですが、過去に、鷹山、放下鉾、大船鉾が、あり、いずれも興味深く、楽しい内容ばかりでした。

それぞれ、お囃子や、休み山に関してのテーマの中、鯉山さんは、やはり有名な分断されたタペストリーと、ご神体の鯉のお話をテーマにされておりました。

鯉山の胴掛や前掛、見送といった、懸装品になっている、タペストリーですが、紀元前1200年頃のトロイ戦争(ギリシャとトロイの戦い)を題材にしたギリシャ詩人ホメロスの叙事詩「イーリアス」中の重要な場面での、トロイ王の英姿だと言うことです。

もともとは、下図のような、1枚物だったんですが、分断され、それぞれ胴掛、前掛、見送に使われるようになっております。


 

この部分が、東西の水引に。


↓↓↓↓


 

この部分が、見送に。

↓↓↓↓

 


この部分が、東西の胴掛に。

↓↓↓↓

 

この部分が、前掛に。

↓↓↓↓

 

 

大工さんのノミで断ち切ったと言われているようですが、うまいことされてますよねぇ。


この懸装品をはじめ、鯉山さんについて詳しくは、こちらの公式サイト「祇園祭 鯉山町衆」をご覧いただくと、よくわかります。

今日の講座では、ご神体の鯉を作ったのは、左甚五郎 作 といわれてますが、本当かどうか? というか、そもそも、左甚五郎 という人物が本当に存在したのかどうかも?? といったこともおもしろおかしく、お話しされてました。

 

ちなみに、このイーリアスを舞台にしたタペストリー、他のデザインの物が数枚有り、京都祇園祭では、鶏鉾や霰天神山でも見ることが出来ます。


こちらの「イリアス物語」 トロイアの王子ヘクトールと妻子の別れ をテーマにしたタペストリーですが、下図のように、分断され、それぞれ使われています。

 

こちらは鶏鉾の見送に。

↓↓↓↓

 


こちらは霰天神山の前掛に。

↓↓↓↓

 


その他、京都祇園祭以外に、滋賀県大津祭や長浜曳山祭 にも使われているのですが、そちらは割愛させていただきます。

 

さすが、京都祇園祭は、動く美術館といわれるだけ有って、懸装品について改めて、興味深く見直してしまいますね。

巡行当日はもちろんですが、14(火)~16(木)の祭期間中は、それぞれ、山鉾の町会所でじっくり、懸装品を拝見したいものです。

 

 

  
 
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毎年、7月2日に、京都市役所(京都市議会議場)にて、
山鉾巡行の順番を決める くじ取り式 があります。

くじ取り式とは、17日に巡行する山鉾の順番をクジによって決定することです。

ただし、山鉾32基のうち、長刀鉾、函谷鉾、放下鉾、岩戸山、船鉾、北観音山、
橋弁慶山、南観音山の8基は、「くじ取らず」といって、クジを取りません。

この、くじ取り式のはじまりは、巡行の先陣争いが絶えなかったため、
1500年(明応9年)に始まったと言われています。

江戸時代には、雑色(ぞうしき:京都所司代に属して京都の行政、警察、
司法の補助をする人)立ち会いのもとの六角堂で行われ、京都所司代
の花押等のあるくじ証が渡されていたたのことです。

場所は明治以降は府庁、同32年から市役所に変わり、戦後一時期、
八坂神社となりましたが、昭和28年から7月2日に一定し、市役所
市会議場で行われるようになりました。


順番 くじ番号 2009年
くじ取らず 長刀鉾 なぎなたぼこ
2   山 1 番 芦刈山 あしかりやま
3   山 2 番 白楽天山 はくらくてんやま
4   山 3 番 霰天神山 あられてんじんやま
くじ取らず 函谷鉾 かんこぼこ
6   山 4 番 孟宗山 もうそうやま
7   傘 1 番 四条傘鉾 しじょうかさほこ
8   山 5 番 郭巨山 かっきょやま
9   鉾 1 番 月鉾 つきほこ
10   山 6 番 蟷螂山 とうろうやま
11   山 7 番 油天神山 あぶらてんじんやま
12   山 8 番 占出山 うらでやま
13   鉾 2 番 菊水鉾 きくすいほこ
14   山 9 番 太子山 たいしやま
15   傘 2 番 綾傘鉾 あやがさほこ
16   山 10 番 伯牙山 はくがやま
17   鉾 3 番 鶏鉾 にわとりほこ
18   山 11 番 木賊山 とくさやま
19   山 12 番 保昌山 ほうしょうやま
20   山 13 番 山伏山 やまぶしやま
21 くじ取らず 放下鉾 ほうかほこ
22 くじ取らず 岩戸山 いわとやま
23 くじ取らず 船鉾 ふねほこ
これよりうえ、さきの巡行列
これよりした、あとの巡行列
24 くじ取らず 北観音山 きたかんのんやま
25 くじ取らず 橋弁慶山 はしべんけいやま
26   山 1 番 黒主山 くろぬしやま
27   山 2 番 鈴鹿山 すずかやま
28   山 3 番 八幡山 はちまんやま
29   山 4 番 役行者山 えんのぎょうじゃやま
30   山 5 番 鯉山 こいやま
31   山 6 番 浄妙山 じょうみょうやま
32 くじ取らず 南観音山 みなみかんのんやま

順番の横の*印は くじ取らずといって、順番が毎年固定です。

先頭の長刀鉾と、しんがりの南観音山の順番が固定なのは有名ですが、
函谷鉾、放下鉾、岩戸山、船鉾、北観音山、橋弁慶山、がくじ取らずなのは、
あまり知られていないようです。

さらに、それ以外にも法則の様なことがあるのです。

9、13、17、は、鉾1番、鉾2番、鉾3番といって、
菊水鉾、鶏鉾、月鉾の三基が、くじ取りにより順番が変わります。

また、7、15も、傘1番、傘2番ということで、傘鉾2基が、くじにより順番が
変わります。




ちなみに、こちらが、始まる前の様子です。(2008年)
2008年にくじ取り式の一般観覧に当選して、観覧に言ったときの様子の
記事は、こちらからご覧頂けます。


朝10時から始まるんですが、鬮取り式 (くじとりしき) 次第として、

・総禮
・開會の辞
・挨拶
・鬮取
・鬮渡
・祝辞
・閉會の辞

と、いった感じになります。


まず、総禮(そうれい)では、一般観覧者も起立し、一礼をします。

つぎに、開會の辞を山鉾連合会の深見理事長から。
挨拶を八坂神社の森宮司からあり、鬮取(くじとり)が始まります。


くじ取りは、以下のような段取りで行われます。

1.鉾(3基)の順番を決めるくじ取り
2.さきの巡行列の山(13基)の順番を決めるくじ取り
3.さきの巡行列の傘(2基)の順番を決めるくじ取り
4.あとの巡行列の山(6基)の順番を決めるくじ取り


事前に、予備くじというのを引いておられるようで、その順番に従い、
くじを取っていかれます。ちなみに、この予備くじを取る順番は、去年の
巡行の順番らしいです。


このあと、鬮渡(くじわたし)で、決まった順番の正式な、「くじ札」が渡されます。
このくじ札の順番により巡行され、巡行当日には、くじ改めで、奉行役の市長
によって、あらためられます。


くじ取りが終わり、門川市長からの祝辞があり、山鉾連合会の吉田副理事長
から閉会の辞で、くじ取り式としては、一通り終わり、各山鉾町の関係者らの
市長表彰で終わります。





今年も無事に、滞りなく巡行が進み、無事に1ヶ月を終えたいです。




 
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